これまでの活動
昨年もみなさまのおかげでラトビアとスペインとイタリアの国際大会に参加できました。
・ラトビアではワールドランキングレース U16 SL部門 2位入賞
・スペインではワールドランキングレース U18 SL部門 6位入賞、ワールドカップSL 13位
・イタリアでは世界選手権 ジュニア CB部門 5位
という成績を収めることができました。
憧れの選手と同じ舞台で戦えて、そしてトップ選手たちと一緒にトレーニングができて、とても良い経験になりました。また、目標としていた世界ランク25位に入ることができました。
インラインアルペンについてインラインアルペンは、だれでも手軽に楽しめるアルペン競技です。
インラインスケートと舗装された場所があれば、雪が降らない地域でも楽しむことができます。
日本ではインラインスキーとも呼ばれていて、サマーゲレンデができるまでは、スキー選手の夏場のトレーニングとして取り入れられていました。
私も最初はアルペンスキーのオフトレとして始めましたが、今ではすっかりその魅力に取りつかれ、冬は雪上、夏は路上の二本立てで、どちらも競技として楽しんでいます。
この競技は、滑ることが楽しいのはもちろんですが、世界がとても近く、頑張って練習すれば手が届くところも魅力の一つです。
スキーやスケボーに比べたらマイナーな競技ですが、ヨーロッパをはじめ、アジア、中東、南米でも親しまれていて、ワールドランキングレース(WR)、ワールドカップ(WC)、世界選手権(WCH)と多くの国際大会が開催されています。
2018年には埼玉で世界選手権が行われ、私は同時開催されたジャパンオープンに小学生の部で出場しました。このとき多くのトップ選手と触れ合うことができ、さらにこの競技が好きになりました。
インラインアルペンの国際大会には、現在以下の3つの種類があります。・世界選手権(World Skate Games) [WCH]
・ワールドカップ [WC]
・ワールドランキングレース [WR]
です。
世界選手権は、通常は2年に1度で、次回は2026年に開催されます。
ワールドカップは、毎年シリーズ戦で開催され、年齢の区別なく、全ての選手が競い合うレースです。順位に応じたワールドカップポイントと、トップからのタイム差に応じたワールドランキングポイントを獲得することができます。
ワールドランキングレースは、全選手が同じコースで戦い、トップからのタイム差に応じたワールドランキングポイントを取得できます。順位や表彰は年代別となります。
今シーズンの挑戦
私が今年挑戦するのはワールドカップです。
シニアのトップ選手たちとのガチンコ勝負です。
一昨年はラトビア大会で30位、昨年はラトビア大会で20位、スペイン大会で13位ともう少しで10位入賞圏内に届きそうなところまで来ています。
今年の目標はワールドカップ入賞です。
また今年は大回転(GS)の大会が増えました。昨年は全てのワールドカップが回転(SL)でしたが、今年はシリーズ6大会のうち4大会で大回転競技が行われます。小柄な自分としてはどちらかと言えば苦手意識のある種目ですが、将来を見据え積極的に参戦することにしました。
日程、渡航費用など考慮した結果
・シリーズ第4戦、チェコ共和国、ヴィソーカ・ペツ 大回転/回転
・シリーズ第5戦、ドイツ連邦共和国、フュルト・イム・ヴァルト 大回転/回転
の2大会4レースへの参加を計画しました。
チェコは途中でUターンがある珍しいコースで、ドイツは初めて大会を行うコースのようで、過去のデータが全くありません。インラインアルペンは雪上のアルペンと違い、途中で減速することが難しいので、初めてのコースでの大会は大きな挑戦になります。
私は、この競技の楽しさや素晴らしさをみんなに伝えるために、また普通に学校に通いながらでも、早朝や週末に練習すれば、世界で戦えることを証明するために、今年も長岡から世界に挑戦します。
活動の様子は随時SNSで発信しています。これを見てインラインスケートのこと、インラインアルペン、インラインスキーのことをより多くの人に知ってもらい、競技が普及して欲しいと思います。
また、応援してくれる人に、ドギドキと感動と、鳥肌が立つような滑りを届けられるように頑張りますので、是非見ていてください。
みなさんへのお願い
今回、みなさんに支援をお願いしたいのは、移動に掛る費用です。
インラインアルペンは、日本代表選手といえども、道具やウェア、遠征費など費用のほぼ全てが
とんどが自費です。特にワールドカップの遠征費用は100%自費です。計画では、行きはドイツ・フランクフルト経由でオーストリアのザルツブルク空港へ行き、そこから陸路でチェコに入ります。帰りはドイツ・ミュンヘンからフランクフルト経由で帰国します。
このヨーロッパとの往復に航空チケット代だけで32万円、保険などの諸費用合わせて33万円が必要です。この費用のご支援をお願いします。
詳細は下記予算を参照してください。
ご支援いただいたみなさまへは、リターンとして海外遠征活動報告書(電子文書)をお送りします。また、1万円以上ご支援いただいた方には、金額に応じて、現地で見つけたグッズやお菓子などのお土産を送付させていただきます。
希望者の方には、インラインスケートの技術的なアドバイスやレッスンも可能です(詳細についてはご相談ください)